FC2ブログ

12の冬の卵

ライトノベル作家・本岡冬成のブログ

10<< 123456789101112131415161718192021222324252627282930 >>12

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

自転車の旅・総括編その3

自転車の旅・総括編その3です。

不思議なことに、旅の終わりから時間が経てば経つほど、ここで語るべきだと思うことがなくなっていっています。
新しい情報が入ってこないからというわけではなく、旅から遠ざかることによって少しずつ旅の間の出来事が僕の中に深く潜行していっているからなんでしょう。


そんなわけで、自分の旅の軌跡を少し振り返って見ます。

【街で見かけた深い意味のある看板編】

第5位
IMG_0477[1]
クッドンカリメア……ではなくてアメリカンドッグ。
でもね、これ最初に見たときは本気でクッドンカリメアってなんやねん? って思ったんですよ。
今でもついついそのまま左から読んでしまう、僕にとってはメダパニ級の文字列。
他の、出し物がこれと同じ向きになっている店は普通に読んだのに。
というわけで審査員特別賞の第5位、クッドンカリメアでした。

第4位
IMG_0546[1]
伊豆からはまぼろし博覧会が登場。
次に伊豆に行ったときはオートマータ博物館と合わせてここに入ってみたいものです。
姉妹博物館の『怪しい少年少女博物館』はとても楽しかったなぁ。
何が楽しかったって、セガサターンが飾られてることだった。

第3位
IMG_0735[2]
未だにこの謎を解明することができない一枚。
どうすればいいんだろうなぁ。……じゃんけんか……
じゃんけん……野球拳……うーん、でもその解釈はあまりにも誘導的すぎて違う気がする。

第2位
IMG_0307[1]
YをOにUするという名言が飛び出たこの看板。
なみいる(くだらない)看板を抑えて、堂々の2位です。

第1位
IMG_0379[1]
1位はもちろん、この看板。
各界から絶賛をいただきました『おもいでベルサイユ』。
『おもいで』だけでは足りない。
ベルサイユと組み合わされることによって『おもいでロンドン』でも『おもいでニューヨーク』でも『おもいでベルリン』でも出せないその風雅さを見事に打ち立てた看板の金字塔。
皆様も一度、おもいでのためにこちらにお越しください。


【番外編】
写真は諸事情により撮っていないのですが、千葉~茨城を通過する際に国道沿いにあるお店がありました。
それは『コーヒー&寿司バー
店名はなく、ただその文字だけが浮かんでいる看板。
残念ながら、もうとっくの昔に閉店してしまっているようでしたが……
なんだか端々から高度経済成長期のにおいがしますね。
いい時代だったんでしょうね、きっと。

【旅の空編】
IMG_0453[1]
空の写真はいろいろ撮ったけれど、この一枚が一番気に入っている。
解像度の問題で写っていないかも知れないけど、遠くの空に向かって続く飛行機雲が茜色に染まっていて本当に綺麗だった。

IMG_0323[1]
旅の初期に撮った夜空。
このときは台風が来る直前で、夜空にも不思議な荘厳さがあった。

IMG_0529[1]
海に光を反射させる朝日。
海沿いの日の出は本当に映える。

IMG_0793[1]
同じ朝でも、不気味なくらい真っ赤に染まった朝焼け。

IMG_0852[1]
上の朝焼けと同じ色なのに、日の出には不思議な安堵感がある。
こういう美しい光景に出くわすことができたのも、旅に出たおかげ。



さて、旅をしているあいだは毎日更新を心がけて、そしてどうにか達成することができました。
これもひとえにコメント欄やツイッターでコメントをくださった皆様、閲覧をしてくださった皆様のおかげです。
今日で旅に関するブログ更新はいったん終了となります。
また気が向けば、何かのことを更新するかも知れませんが。


このブログを見てくださったあなたに誰かの祝福があらんことを。
スポンサーサイト

自転車の旅・総括編その2

唐突に始まるランキング回。

今回は旅のあいだの食事編。

第5位
IMG_0373[1]
ラーメン屋『えちご屋』より味噌チャーシュー麺!
野菜たっぷり、麺たっぷり。
カロリーお化けになりがちな自転車での旅人でも満腹にならざるを得ない逸品。
味噌ラーメン以外にも様々なバリエーションがあるので、また行く機会があれば試したいところ。

第4位
IMG_0384[1]
道の駅・磐梯から鳥ソースカツ丼!!
丼からはみ出るくらいデカい分厚くて熱い鳥カツ、何と言っても男の子の味・濃厚ソース。
そして500円で食べられる財布への優しさ。
文句なし。

第3位
IMG_0331[1]
道の駅・市振からランクインはモツ煮込み定食!!!
市振ではランキング1位も、こちらでは惜しくも第3位となりました。
食べても食べても出てくるボリュームたっぷりのモツと、寒い時期には嬉しいピリ辛のスープが旅をする体にはとても嬉しい一品。

第2位
IMG_0308[1]
道の駅・カモンパーク新湊で食べられる白エビかきあげ天丼!!!!
その美味に比して730円という優秀なコストパフォーマンスと品目の多さ、食堂ではなくレストランで食べられるそのちょっとした高級感、プライスレス。

そして栄えある第1位は――



第1位
IMG_0393[1]
猪苗代・まるいち食堂よりソースカツ丼!!!!!
美味い。それ以外は何も語るまい。


続いてスイーツ編

第3位。
写真はないけど道の駅・磐梯で食べられるそばソフトクリーム
そばの風味が強い、甘すぎないソフトクリームは冬でもいける。
アレルギーのある方には残念無念。

第2位
IMG_0432[1]
いわき市小名浜の魚市場・ららミュウで買った熱々のかりんとう饅頭
外はカリカリ、中はしっとりのあんこのギャップが美味しいおまんじゅう。
大阪に帰ってから自炊用の食材を買いに行ったときに、市場の一角で売っていたのでついつい買ってしまったくらい好き。
最近はときどき売っているお店もあるようなので、皆さんも見かけたら是非。

第1位
IMG_0611[1]
伊豆・天城よりわさびソフトクリーム
地方の変わり種ソフト、たいてい美味しいけどこれは別格。
他にもバニラソフトに生わさびをつけて食べるバージョンもあって、今度行ったときはそっちを食べよう。
それにしてもわさびは美味しい。


以上、旅の間の食事ランキングでした。

おまけ。こんなのも食べました。
IMG_0610[1]
天城越えの時に食べたイノシシチャーシュー丼。
臭みはないけれど硬いイノシシ肉。
イノシシ肉を食べるのは初めてだったが、やはり家畜化された豚にはかなわない珍味か。

IMG_0662[1]
浜岡の風と戦っているとき、途中で休息のために入った温泉の食堂で食べた日替わりB定食。
右下のとろろ芋汁にご飯をぶっこんで食べたが、果たしてその食べ方は正しかったのか……?


次回も適当にランキング回となります。

このブログを見てくださったあなたに誰かの祝福があらんことを。

自転車の旅・総括編その1

合計で33日の自転車旅行が終わって2日経つ。


旅に出る前と比べてメンタル的に何か変わったような気はするし、変わっていないような気もする。
楽しかったので、どちらでもいいかな。

自転車の旅はとても自由で、そしてとても不自由だった。
でもそれって普段の生活と一緒だ。
別段、何も違いはない。気づいて、「そうか」と納得した。


最後の3日間ほどは、自転車をこいでいる間「旅ってなんだろう」という思考に多くの時間を割いた。

そうして気がついたのは、旅というのは人間の行う行為の中でも相当にクローズドなものなんだな、ということ。

このブログで伝えられたことなんて、自分が旅の間で見て、感じてきたことの10%にも満たない。700枚近く写真を撮ったけど、やはりそのすべてを見せることもできない。もちろんそれは、自分の表現力が不足しているという問題点もある。しかしそれを差し引いても、あらゆる物事は自分一人のものでしかないのだと僕は実感した。

ただ、そういう部分に関しては連載小説という形でもうひとつの文章として他人に見せることができたのは、悪くない試みだったように思う。
とは言え、何しろ旅が始まる前日に「やろう」と言うことになって始めた上に、旅の途上では遂行も何もない書き殴りの物になってしまっているので、そんなものを衆目に晒してしまうのは恥ずかしさを感じることではあるけれど。

これについては長く話しても意味がないどころかただの言い訳なので、結論。

気が向いたらあなたも旅に出てみよう。
車でも、バイクでも、自転車でも、徒歩でも。

10人には10通りの、100人には100通りの旅がある。
そこで何かを得られるかもしれないし、何も得られないかもしれない。
でもひとつだけ言えることは、徒歩か自転車で行けば体重だけは確実に減るということ。



いずれまた、今回と同じように自転車で旅に出たい。
今回は北に行ったので、次に行くなら南。
IMG_0939[1]

本岡冬成、今度こそ最後の戦い

IMG_0879[1]
早朝、霧に煙る中を21キロ近く爆走。
目指すは高野山。

IMG_0871[2]
空はいつの間にか青くなり……

IMG_0880[1]
苦難(思い出したくない)の果てにたどりついたのは、極楽橋。
ここから高野山に向けてケーブルカーが出ている。
すでに標高500メートルだかなんだかだけども、5分間をかけてさらに500メートル近い距離を登っていく。

IMG_0901[1]
高野山のマスコットキャラクター、こうやくんがお出迎え。

IMG_0886[1]
高野山バスのお得なフリー乗車券を購入し……

IMG_0887[1]
曲がりくねった道を行く。

IMG_0888[1]
IMG_0889[1]
最初にバスを降りたところで待っていたのは意外と普通の町並み。
お土産屋や消防署、JAの銀行なんかも建ち並ぶ。

IMG_0897[1]
破戒僧御用達?

IMG_0898[1]
IMG_0899[1]
IMG_0900[1]
高野山金剛峯寺。
日本史の授業などで聞いたことのある人も多いだろう。

IMG_0902[1]
IMG_0903[1]
IMG_0904[1]
IMG_0905[1]
IMG_0906[1]
襖絵などは写真撮影・模写禁止。
真っ青に晴れた空が庭園に濃い陰影を作り上げる。

IMG_0912[1]
この広い部屋で……

IMG_0911[1]
熱いお茶と麩菓子のサービスをいただく。
とても寒い日だったので、熱いお茶が体に沁みる。

IMG_0931[1]
金剛峯寺を1時間以上楽しんだ後、さらにバスを乗り継いで奥の院へ。

IMG_0932[1]
IMG_0934[1]
途中、無数の墓が並ぶ。

IMG_0938[1]

IMG_0942[1]
無縁仏の塚。

IMG_0946[1]
IMG_0945[1]
これ以上は撮影不可。
この先で見たものは、全部僕の頭の中。

IMG_0947[1]
そして帰途へ。
再びケーブルカーで自転車が待っている場所まで降りていく。
自転車と再会すると、いよいよ大阪へと向かう道のりへ。

IMG_0948[1]
俺はまだこの坂を登りはじめたばかりなんだからよ……!

IMG_0950[1]
長い長い登り坂のトンネルへ。

IMG_0951[1]
トンネルを通るのはとても楽しい。
旅の間、何度となく通ってきたけれどこのトンネルのボロさといったらたまらない。
歩道部分は排水パイプが露出しているし、排水パイプがどこかに行っている部分は深い溝になっているし。
現在、夜間は清掃作業中らしい。
でもとにかく楽しかった。

IMG_0952[1]
どんなトンネルも入り口があり、出口がある。

IMG_0953[1]
そして、大阪府突入。
気温10度?
こちとら半袖じゃい!

IMG_0954[1]
大阪府に入ると、アドレナリンだかドーパミンだかが脳内汚染して、疲れもなくぶっ飛ばし続ける。
気合いの入ってないスクーターは追い抜ける。

IMG_0955[1]
まだ知らぬ街。

IMG_0956[1]
それもやがては見知った街へ。

IMG_0957[1]
家へ、家へ。
そして――


IMG_0959[1]
旅立ちの写真を撮った、あの場所へ。
これで、1ヶ月あまりの僕の旅は終わった。
ホッとするようでもあり、不思議なようでもあり……


明日は旅の総括をやります。
未公開写真なども公開予定。

このブログを見てくださったあなたに誰かの祝福があらんことを。

本岡冬成最後の戦い?

IMG_0852[1]
新しい朝がきた。

IMG_0854[1]
というわけで、土地のご老人たちに誘われてラジオ体操をする。
ラジオ体操なんて小学生か中学生の運動会ぶりだ。

IMG_0855[1]
奇妙な縁を温めたあとは目的地・高野山を目指して山中へ。

IMG_0856[1]
山道をとにかく登る!

IMG_0865[1]
登る!

IMG_0870[1]
この橋ももちろん登る!

IMG_0866[1]
とっくに昼が過ぎたので、山の途中にあったおふく茶屋で一息。
素朴な手打ちそばと野菜のかき揚げ天ぷらが濃い出汁に沁みて、ここ数日の寒さで凍えた体にも沁みる。

IMG_0871[1]
思えば遠くに来たものだ。

IMG_0872[1]
自転車約6時間、徒歩3時間ほどでようやく迎えられた下り道。
でもここから登ってきたのと同じくらいの道を下っていかなければならない。

IMG_0874[1]
道の傍ら、孤独に立つニホンオオカミの像。

……と言うところで写真が切れてしまった。
今日は高野山まで行くつもりが、全然距離が届いてない!
これでも100キロくらい走ったんだけどね?

というわけで、おそらく明日の午前中には高野山に着くんじゃないかな(希望的観測)と思うので、高野山を見物したあとはいよいよ大阪目指して帰ることになる。

旅も本当に大詰め。
最後まで気を緩めずにいこう。


このブログを見てくださったあなたに誰かの祝福があらんことを。

 | ホーム |  »

プロフィール

本岡冬成

Author:本岡冬成
ライトノベルを書いたり、ゲームシナリオのお手伝いをしています。


小学館ガガガ文庫より

『黄昏世界の絶対逃走』1~2巻
『あそびの時間』1巻

を発売中。

お仕事のご連絡・ご相談等がありましたら下記メールアドレスにご連絡お願いします。

nejimakiotoko☆gmail.com
(お手数ですが、☆を@に換えていただきますようお願いします)

ツイッター

本岡冬成Twitter

月別アーカイブ

最新トラックバック

検索フォーム

QRコード

QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。